K.G
THEMA.01
THEMA.01
未知の世界に飛び込み、
新しい自分に出会えた喜び
私が情報システム部に配属されたのは入社4年目のことです。法学部を卒業し、入社後、営業所での倉庫業務に3年間従事していた私にとってはまさに青天の霹靂でした。システムやプログラミングという未知の世界を目の前にして、驚きとともに大きな不安も感じていました。しかし、この不安は徐々に解消へ向かっていきます。異動後の1年間は、座学での研修や勉強会、理解深度に合わせた段階的な実践で、みっちりと基礎習得させてもらいました。おかげで業務を通して、全く知らなかった自分に出会えたという新鮮な感覚を持てるようにもなりました。
システムの知識もない自分がなぜ情報システム部に配属されたか、という具体的な理由は直接聞いたことはありませんが、実は周りを見渡すと、この部所の先輩社員は皆、情報系学部の出身ではないのです。一般的なイメージからすれば、情報系学部出身のバリバリのシステムエンジニアで構成されていてもよさそうなものですが、そうではない理由に今になって少しずつ気づいてきたところです。
THEMA.02
THEMA.02
自社開発の専用倉庫システムで
お客様ニーズを捉え、
最適な提案を実現する
情報システム部の業務は、社内倉庫システムの保守及び改修を主としています。例えば、新規のお客様(荷主)と取引が始まる場合、基本的な入出庫システムは同じだとしても、その特徴や要望に合わせ、また営業所がより使いやすいシステムにカスタマイズしていく必要があります。ここに当社システムの強みがあると言えます。同業他社はシステムを外注していることが多いですが、当社は自社開発の専用倉庫システムです。これがお客様への迅速で最適な提案を可能にし、社内外の関係者に有効な業務効率を提供しているのです。
つまり、なぜ最初からシステムエンジニアを採用していないかの答えは、倉庫業の現場で一定の経験をした人がシステム全体を統括したほうがよりよい開発、管理ができるからだと自分では推察しています。実際、プログラミングだけなら、覚えれば誰でもできますが、そこに現場感やリアルな課題の認識があるからこそ、本当の意味での業務効率改善が実現できているのです。
THEMA.03
THEMA.03
システムにもダイレクトに反映する
現場を知っているという力
営業所の倉庫業務が当社のオモテの仕事だとすれば、情報システムの業務は裏方であり、サポート役です。自分が組んだプログラムが直接の評価をされることはありません。しかし、「業務がやりやすくなった」「仕事の時間を短縮することができた」などと社員から言ってもらえるとサポート役として会社に貢献している気持ちになり、とてもうれしく感じます。
倉庫業務を担当していた3年間では、1つ1つの事務処理の重要性を学びました。たった1つの小さなミスが大きなトラブルに発展しかねないため、緻密な正確性が求められる仕事です。これは今のシステム開発の仕事にも活きていると実感しています。システム一辺倒ではなく、現場を知る力というものが今の自分を支えてくれています。「彼に聞けばなんでもわかる」と言ってもらえるような社員になるべく、これからも努力していきたいと思っています。
CAREER STEP
キャリアステップ
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01
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[1年目]
六甲アイランド営業所配属
倉庫業の基礎となる知見を現場にて習得
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02
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[4年目]
情報システム部へ異動
社内倉庫システムの保守、及び改修等の業務に従事
将来の目標
MY VISION